小さな御用
ところで明主様への御用の数々は今触れた聖地、美術品、またその他の不動産施設の購入という、目に見える大きなものだけにとどまらない。 例えば戦時中から終戦後にかけて明主様の洋服やワイシャツ等は、すべて總斎がご用立てしてい …
“すべて”を捧げるということ
總斎が明主様に対してすべてを捧げようと決意していたことは、実際に明主様に対して行なったご奉仕をみれば明らかである。總斎は普段から明主様のお言葉は神様の声であり、いついかなる場合であってもお言葉に従うのだと言い、また実践 …
焦らず、怒らず、怠らず
總斎が活躍していた当時、専従者になるということは、教団に就職することではなく、神の使命によって御用を“させていただく”ということを意味していた。このことを絶えず總斎は周囲の者に教えていた。 次のいくつかの話はこの間の …
總斎から学ぶ
總斎の行なう浄霊の力はたいへん強いものであった。このことは總斎に浄霊を受けた体験者が口を揃えて伝えるところである。弟子たちではどうにもならない重病人であっても、總斎がほんのわずかな時間浄霊するだけで、患者はまたたく間に …
電話で診断
總斎の浄霊力は常人の想像を超えてはるかに強力であり、明主様の他の弟子との力の差をいつも見せていた。 ある信徒がかなりひどい浄化で新宿の治療所に運び込まれた。昭和十九年も暮れようとしていたある日のことである。總斎は当時 …
弟子を救う
戦後間もない頃のこととして伝わっている有名な話である。繚斎の秘書役を務め、のちに教団常任理事となった大西秀吉が、宝山荘で心臓発作を起こしたことがあった。この話は總斎の長男嘉丸の書いた「父の憶い出」に詳しいので以下に掲げ …
集団浄霊
總斎の行なう浄霊の力は比肩すべき者がいなかった。これについては總斎の浄霊を受けた者の話を聞くしかない。 人は總斎の行なう浄霊を受けた時は、電撃を受けたように感じるという。明主様の浄霊のほかには總斎の行なう浄霊のような …
切れ味鋭い浄霊
一方でこんな証言もある。 それは、總斎の行なう浄霊をいただいてもその時は何も感じないという感想である。その人によると、總斎の浄霊よりも若い先生のほうがよほど変化もあり、感じ方も強いという。決して多くはないのだが、たま …
先祖供養の浄霊
浄霊による救済は生ける者だけに向けられたものではない。その患者に憑いた霊を救うための浄霊でもあった。總斎の行なう浄霊を受けた者の中では、脊椎カリエスの浄化で苦しんだ者が多い。これは、ご神縁に結ばれ、そののち教会で御用をさ …
厳しい顔・優しい顔
浄霊に関してはこれほどまでに厳しい總斎であったが、しかしこの厳しさには、同時に信徒に対するいたわりと優しきが伴っていた。愛情があればこそ厳しくその人を育てようとするのであるから、厳しさと優しさは矛盾するものではない。例 …