第二の誕生【散花結実】
昭和二五年六月一五日 なにしろ神様は、もう時期が近寄って来たので、予想外の事をやります。だから救世教信者なら大体分るが、そうでない人だったらテンデ分るはずがないです。 そういうわけで、最近いろんな霊的の事柄が出て来た …
『一つの神秘』
先頃。私か入獄中、種々の神秘な事があったが、時期の関係上全部知らせる訳にはゆかないから、追々知らせるとして、今は只一つだけの事をかいてみよう。 忘れもしない、今度の事件で留置されたのは、昭和二十五年五月二十九日であっ …
「光の玉」=神智と見えざる力の行使
(前略) 一体私という人間は、何の理由によってこの世の中に生まれたかであるが、私の前半生は平凡なものであった。しかし一度宗教人となるや、総てが一変してしまったのである。というのは何物か分からないが、私を狙って、何だか目 …
『私の名称に就て』
今度本郷弓二氏が、私か信者に対して、時々言う弟子の言葉について、色々心理的にかかれたが、これも面白いと思ったので少しかいてみるが、私は現在は光明如来の働きを主にしておるので、釈迦如来、阿彌陀如来と同等の地位として、釈迦 …
明主様の御歌より
ミカエルも メシヤもエホバも観音の 応身化相の御名にありける (東方の光二号 昭和一〇年二月五日) 釈尊も イエスも知らぬ経綸を 御手に秘めて伊都能売の神 (東方の光三号 昭和一〇年二月二三日) キリストも エ …
『苦集滅道・道法礼節』
右の題目はもちろん仏語であるが、この意味は現在においてもよく当嵌まるから、それを解説してみよう。 苦集滅道(くじゅうめつどう)とは読んで字のごとく、苦が集まる、すなわち苦しみが多いと道が失われるという、人間誰しも苦し …
宗教は主神の感情性の御発露
宗教は主神の感情性の御発露でありますから、本当に神様の御心が分ったなら、必ず恋しく慕わしいという感情がはとばしり出て、止むに止まれぬものなのであって、理性だけでは駄目なのであります。幼児が乳房をふくみながら、母親の顔ば …
浄霊法変る
今回、御神示により、浄霊法が変る事になったから、今日以後その通りにされたいのである。これは霊界が最近非常に変って来た為で、それに基いた事はもちろんである。今までの浄霊法は、どちらかと言えば、霊と体との両方が加味されてい …
『栄光』本紙再刊に就て
本紙は、去る六月三日発行の六十五号までで休刊の止むなきに至ったのは御承知の通りである、それと同時に五月八日本紙編集主任井上茂登吉氏は、脱税問題の容疑で静岡県検察庁へ収容され、次で同月二十九日私も同様の運命に遭ったのであ …
世界はどうなる
朝鮮問題を契機として世界の状勢は一変した、今まで誰しも想像していた事ではあるが長い間の冷い戦争が遂に熱い戦争になってしまったからだ、それが目前の現実である、お隣りから第三次大戦の口火としか想われない戦争が始まろうとは誰 …