明主様の御歌より

 ミカエルも メシヤもエホバも観音の 応身化相の御名にありける
 (東方の光二号 昭和一〇年二月五日)

 釈尊も イエスも知らぬ経綸を 御手に秘めて伊都能売の神
 (東方の光三号 昭和一〇年二月二三日)

 キリストも エホバもゴッドもメシヤ ジュウス みな観音の西の御名なる
 (光明世界四号 昭和一〇年七月二五日)

 万人の 再臨待ちしキリストも メシヤもみろくも同じとぞ思う
 (讃歌集 昭和二三年七月一日)

 待ち望む メシヤの力もわが揮ふ 力も同じ力なりけり

 キリストも 釈迦もメシヤも観音も 人の姿の神にぞありけり
 (地上天国四号 昭和二四年五月二五日)

 久方の 天津御神は地の上を 浄めむとしてメシヤを下せり
 (明麿近詠集 昭和二四年一一月三〇日)

 畏くも 大慈大悲の観世音 菩薩はメシヤの御名になりませり

 立罩むる 世の暗雲をうち払い エホバを負うて降るメシヤは

 キリストの 再臨救世主の降臨も 弥勒下生も同じ意昧なる

 畏くも 応身の衣かなぐりて 起たむメシヤのいさぎよきかも
 (救世五三号 昭和二五年三月一一日)

 ハレルヤハレルヤ メシヤの救主は現世に 降らせ給う時ぞたのしも
 (地上天国一四号 昭和二五年三月二〇日)

 善と悪 立別け給う御力を 揮うメシヤの御業畏こし

 観音の 衣をかなぐり捨て給い メシヤと現るる大いなる時
 (地上天国一五号 昭和二五年四月二〇日)

 栄光の 雲より降る大救主に 焦土は忽ち天国と化すらん
 (御生誕祭 昭和二五年一二月二三日)

 観音メシヤ 五六七光明如来とう 御名は変れど一つ神なり
 (立春祭 昭和二五年二月四日)

 万民の 罪の贖ひ主にあらで メシヤは罪の赦し主なる
 (新年祭 昭二六年一月一日)

 キリストも 釈迦もメシヤの生れまさむ 時来る迄の露払いなる
 (立春祭 昭和二六年二月五日)

 大救主の 御名は最後の世を救ふ 尊き御名なり心せよかし

 万民の 生命を救う神業こそ 此上なき尊きものにぞありける

 栄光の 雲より降る大救主を 歓呼の声に迎ふ嬉しさ

 キリストや 釈迦マホメットの待ち侘し メシヤの神は天降りましける

 待望の メシヤ生れぬ警鐘を ひた打鳴し世人醒まさむ
 (讃歌集改訂版 昭和二六年五月二八日)

 キリストは 贖ひ主と生れ給ひ メシヤは救ひの主と生るるも
 (讃歌集改訂版 昭和二六年五月二八日)

 キリストの 再臨の謎解けぬらん メシヤの出ずる時の来ぬれば

 キリストは 救世主なりけりいやはての 世に現れまする仕組なりける
 (昭和二六年六月一五日)

 悪の文化 善の文化にふりかへる 力ぞメシヤの力なりけり

 三界万霊 メシヤの出でて喜びの 声なき声は世に響くなり
 (地上天国二八号 昭和二六年九月二五日)

 人間の 尊き生命救はする 力の主はメシヤよりなき
 (御生誕祭 昭和二六年一二月二三日)

 人の形 したる獣の多き世を 救うはメシヤの力よりなき
 (栄光一五七号 昭和二七年五月二一日)

 審判を 免るる道こそ広き世に メシヤに縋るの外なかりけり

 世の峠 安く越へなん道こそばメシヤの門に入るにぞありける
 (地上天国四〇号 昭和二七年七月二五日)

 悪の世を 善に切換え世を救ふ メシヤの業ぞ尊とかりける

 最後には 金剛力を打ち揮う メシヤの御業尊きろかも
 (地上天国四〇号 昭和二七年九月二五日)

 幾万年 待ちに待ちける東方の 光はメシヤの業にぞありける
 (栄光一八一号 昭和二七年一一月五日)

 地の限り メシヤの光隅もなく 照らさん時ぞ神の足る御代
 (地上天国四三号 昭和二七年一二月二五日)

 万人の 命を御手に握ります メシヤに縋る人ぞ賢し
 (栄光一九〇号 昭和二八年一月七日)

 神仏 人も悉と救ふこそ 至上のメシヤの力なりけり
 (栄光二〇三号 昭和二八年四月八日)

 長き世を 待たれしメシヤもキリストも ミロクも今し天降るなり
 (地上天国四八号 昭和二八年五月二五日)

 我蔵す メシヤの力表せば 大千世界は打ち震ふらむ
 (地上天国五三号 昭和二八年一〇月二五日)

 吾は今 メシヤとなりて果て知らぬ 地獄の悩み打ち切らんとすも
 (地上天国五四号 昭和二八年一一月二五日)

 八百万 神も仏も我前に 額き救いを求むる今はし

 人類を 救う神業は先づ神や 仏を前に救ふにぞある

 節穴の 如き小さき眼もて 我業見るも分り得べしや

 全人類 救うなどとう大いなる 宣り言俚耳に入らざらめや

 ときめける 偉人とても免れじ 神の裁きの時の来ぬれば

 凡眼に 映し得べしやいと尊き 神の御姿現はれ給うも

 今はまだ 静まりをれど霊界の 動きは日に日に著るかりける

 わが光 深まるにつれ目もくらみ 慌ててよろめく曲津神共

 水晶の 世界となれば如何ならん 隠し事とて表はるるなり

 長き世を 思ひのままに振舞いし 曲の頭もやうやく萎れぬ

 如何ならむ 神も仏も我前に 出づれば鰭伏し罪詫びるなり

 長さ世を 歴史の上に仰がれし 聖者も御救い求め来るなり

 大いなる 光にふためき黒龍も 悔い改むる今となりける

 油断すな 眼には見えねど審判の 時は日に日に迫りくるなり

 厳の神は この世の閻魔と現われて 世の罪裁く時となりける

 八百万 神や仏の禍てる 罪赦さんとエホバ天降りぬ
 (地上天国五九号 昭和二九年六月一五日)

 

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