主神の御経綸

 だから主神がいろいろな経綸をされているのは、とても人間などの判断で分るものではないのです。実に深い、大きな、大変なものです。だからお筆先に「神界の事が分らぬと言う人は分りたのであるぞよ」とありますが、それほど分らないものです。だから人間が、善いとか、悪いとか、善とか悪とか、いろいろ決めるという事は、実にごく薄ッペラなものです。だから多く、逆が多いです。(中略)

 だから本当の深い意味というものは、今までに説いた人もないし、又そういう事が今までは知れてはいけなかったし、やっぱり時期が来て、そういう事を知らせなければならない時期が来だわけです。

 それを知らせる役が私なのです。

 「神様の事でございますが、明主様の御分霊が、その時代に、そういうように御現われになられたもの、と解してよろしゅうございましょうか」

 そう思ってもよいです。

 だから大変な時期が来たわけです。さっき読んだ中に″今度が本当の紀元節だ″という事がありましたが、まあそういうものです。世界の紀元節です。二月十一日は日本の紀元節だったが、今度は世界の紀元節です。そこで今までの間違った事を訂正して、今度は一段世界が違うわけです。だから救世教の信者になった人は、とにかく先覚者というわけです。 

「御垂示録30号」 昭和24年04月01日

御垂示録