新世界の誕生
我メシヤ教は宗教ではなく、宗教はメシヤ教の一部であるのは、常に私の唱えているところであるが、では一体どういう名称ならピッタリするかというと、標題のごとく新世界建設事業という名が合っていると思う。しかしこれでは何だか土建 …
御説教
昔から宗教と名のつくものは、例外なく戒律が主となっており、それを御説教によって論えたのは誰も知る通りであるが、我メシヤ教に至っては、御説教が非常に少ないのは信者も知る通りで、これに対し幾らかの疑問を有っている人もあるで …
本教と社会事業
よく本教へ対して、メシヤ教は割合社会事業に冷淡だが、どういう訳かと訊く人があるが、これは実におかしな質問であると思う。今それを詳しくかいてみるが、本来宗教と社会事業とは、似て非なるものである。何となれば宗教は精神的救い …
死後浄霊十分にして蘇生させたこの大奇蹟
本教信者が顕わす奇蹟の素晴しい事は、今更言うまでもないが、左の御蔭話〔略〕は心臓が停止していたのを、十分間の浄霊で蘇生させたという奇蹟である。こんな素晴しい起死回生的事実は、未だかつて世界に例がないであろう。もしこれが …
宗教と妨害
昔から宗教に妨害は付物とされているが、その中の一番大なるものは、かのキリストの受難であろう。その外釈迦に提婆なども有名なものだが、日本においても法然、親鸞、日蓮等の受難も衆知の通りであるし、近いところでは天理教、大本教 …
﹅の文化
この標題を説くに当っては、まず最初の意味からかいてみるが、見らるる通りとは、○の真中にチョンが点いているただこれだけなら別に大した意味はないが、実はこのの形程神秘偉大な意味はないのである。それは何かというと、この …
悪の追放
現在の世の中は、まだ文化の進歩が遅れている為ではあろうが、どうも識者なるものは実に馬鹿馬鹿しい事に骨を折っている。それは何かというと、ヤレ共産主義とか、社会主義とか、資本主義とか、何々主義などといって、色々な主義を作り …
米国に於ける驚くべき病者の氾濫
下記の報告〔略〕は本教信者立松文二君が、米国ノートルデイム大学(カソリック系)に留学一カ年を経た最近一まず帰朝したが、かねて依頼してあった現在米国における主なる病気の統計を、精査記録したものを持って来たので私はこれを見 …
第三次戦争は果して有る?
標題についての質問はよく受けると共に、今日世界人類の誰もが、これ程痛切に知りたいと思う問題はないであろう。事実見ようによっては有りそうでもあり、無さそうでもあり、これ程の大問題でありながら、迷わざるを得ない有様である。 …
調和の理論
昔からよく調和という事を言われるが、これを単に聞くだけではいい意味にとれ、道理の様に思われるが、実はこれを丸呑みに出来ない点がある。というのはなるほど全然間違ってはいないが、この考え方は浅いのである。そこでこれを深く掘 …