(一)序説
ご参拝のさい、一般に「天津祝詞」を奏上し、特別の祭典時に、「神言」をあわせ奏上するを例とするが、このふたつの「のりと」は、日本民族が、その古神道信仰の唱え言葉として、昔から、伝統的に奏上してきたものであって、その起源に …
(二)言霊による浄めについて
これについても明主様は、 『人間が発する言霊であるが、これもすこぶる重大なる影響を与えるもので、悪に属するもの、すなわち、他人の悪口、愚痴、偽りなどの言葉は、霊界を曇らせることおびただしいのである。──それから、種々の …
(三)罪穢と禊祓、浄霊
このように、明主様は「天津祝詞」「神言」によって、罪穢が浄められ払われるということを重視されておられるが、このことはまた、本数独特の神事行法である「浄霊」にも、深い関連をもつことに注意しなければならない。 浄霊のさい、 …
(四)浄化作用と「天津祝詞、神言」
神に祈り、神に槌って、もろもろの苦痛、苦悩、つまり浄化作用を軽からしめんがための願いが「天津祝詞、神言」の奏上となって、古来から伝承されてきたのであって、これらの祝詞は一言にしていえば、主神はじめ祓戸の神、八百万の神々 …
(五)本教と天津祝詞、神言の関係
このように、われらは、明主様によって、神のご経綸と人生の真の意義を教えられ、浄霊によって、お互いに浄めあう道を許されたのである。これこそまことに、神の愛し子、神に近づき得た者といえるであろう。かかる人びとが、さらに浄め …