明主

 メシヤ教だって、観音会時代はそう治らなかったですよ。私か治すのが、今皆が治す位だったですからね。それは、未だ太陽が出ていなかったからです。年々太陽が出て来るから奇蹟が出る。だから、日が経つに従って、今までより余計治り、奇蹟もある。それに引替え、月の系統の方が段々反対になる。日本人全部が信者になると言ったが、そうです。太陽が上って月を拝む人はないからね。しかし、そうかと言って、月と言うものは、全然なくなったのではない。あるのだからーー前は月が主だったのが、今度は太陽が主になった。月がなくてはーー水がないと、火は燃えないから。

 そこで、明の字ですね。明主と言うのはそういう意味です。明治と言うのも、そういう意昧なんです。明治から昭和ーー私は明治に生まれたんですね。 

「御垂示録6号」 昭和21年07月01日

御垂示録