2.メシヤに関して

「光の玉」=神智と見えざる力の行使

(前略)  一体私という人間は、何の理由によってこの世の中に生まれたかであるが、私の前半生は平凡なものであった。しかし一度宗教人となるや、総てが一変してしまったのである。というのは何物か分からないが、私を狙って、何だか目 …

『救世主は誰だ』

 この標題は随分変っていると思う。無論読者もそう思うであろう。この問題に就て、以下私というものの心理描写をかいてみようと思うのである。ここで前以て斷っておきたい事は、私自身の内面的心の動きを客観的にみ、些かの虚構のない事 …

『事実は雄弁なり』

 吾等が、病貧争絶無のいわゆる地上天国を実現し得るという、とてつもない理想も、この事実を知ったなら、その可能を信じざるを得ないのである。故に吾等が今現に行いつつある仕事は、実をいえば宗教とはいえない。何となれば宗教といえ …

『私の名称に就て』

 今度本郷弓二氏が、私か信者に対して、時々言う弟子の言葉について、色々心理的にかかれたが、これも面白いと思ったので少しかいてみるが、私は現在は光明如来の働きを主にしておるので、釈迦如来、阿彌陀如来と同等の地位として、釈迦 …

明主

 メシヤ教だって、観音会時代はそう治らなかったですよ。私か治すのが、今皆が治す位だったですからね。それは、未だ太陽が出ていなかったからです。年々太陽が出て来るから奇蹟が出る。だから、日が経つに従って、今までより余計治り、 …

『何故救世教となったか』

 又仏教は月であり、月は夜の光であるから、観世音菩薩は御仏である以上、夜の月の御働きであるから、絶対力は揮い得なかったのは時期の関係で止むを得なかったのである。従って、いよいよ昼の世界になる以上、仏の御働きはここに解消し …

メシヤの言霊について

 「メシヤの言霊について御伺い申し上げます」  メシヤというのはヘブライ語ですから一寸日本語には解し難い。意味は救世主、救い主という事です。キリスト教の人はキリストが救い主だと信じているが、本当は贖罪主であって、救世主と …

イエスはキリストか

 「新約聖書の中の左の句、  『・・・大祭司いう「汝はキリスト、神の子なるか」イエス答えていう「汝の言えるごとし、かつ我汝等に告ぐ、今より後汝ら人の子の、全能者の右に座し、天の雲に乗りて来るを見ん』  において、イエスの …

キリスト・釈迦・メシヤ・観音は人の姿の神

 「″キリストも 釈迦もメシヤも観音も 人の姿の神にぞありける″  との御歌を拝しますが、神様が人間の御姿に御生れになる場合、神様はその御方の本守護神になられるのでしょうか。それともその御方に御懸りになって宿られるのでし …

メシヤだけの働きをすれば

 今までは医者が注射すると、大抵ちょっと良いが、いずれは注射すると直ぐ死んじゃうというのが沢山出来て来る。医者自身が、方法を講ずるのに怖くなって来ますね。それで、何とか方法はないかという様な時代になって来ます。それは楽な …