マッカーサー元帥
ダグラス・マッカーサー元帥、今回の解任については、各新聞挙ってその論評をかいたが、どれをみても肝腎な事が抜けているから、私はかかない訳にはゆかないので、ここにかく事にした。 これは今更言うまでもないが、マッカーサー元 …
苦集滅道道法礼節
右の題目は、もちろん仏語であるが、この意味は現在においてもよく当嵌まるから、それを解説してみよう。苦集滅道(くじゅうめつどう)とは読んで字のごとく、苦が集まる、すなわち苦しみが多いと道が失われるという、人間誰しも苦しみ …
自然農法体験者座談会-読後のお言葉
右〔略〕について、明主様よりの御注意がありましたから左の通り御取次致します。 種は変えない方がいい、一つ種で続けると段々よくなる。何故なれば、肥毒が段々抜けるからである。又土質に合うとか合わないとかいうのは、間違って …
免疫と抵抗力
よく医学は、麻疹、チフス、赤痢を初め種々の伝染病に罹り全治するや、免疫となって再発しないとしている。その理由としては、その病気に対する抵抗力発生の為と言うのである。しかし、我等からみれば、これは全然見当違いである。よっ …
祖霊と病気
病気の原因が、祖霊の場合もあるという事は、左に掲ぐる報告〔略〕によってもよく判るのである。目下霊界においては、各家の祖霊は、本教以外真に救われる宗教はない事が段々判ってくるので、何とかして本教に縋りたいと思い、アレヤコ …
『地上天国』二十四号-巻頭言
この欄は、いつも時局の事ばかりかいているから、本号は別の事をかいてみよう。昨年アノ事件後、私は散花結実であるといったが、その後月日が経つにつれて、その形が如実に顕われて来た。すなわち近頃本教を理解する人々が増えると共に …
怒りを克服する
私は最近、怒りを和げる方法を神様から教えられたので、今その福音を伝えようと思う、およそ人間この世に生きている間、何が一番苦しいかといって憤怒に越したものはあるまい、稀には怒らない人もあるにはあるが、これは倖せのようでも …
奇蹟の解剖
奇蹟とは一言にしていえば、あり得べからざる事実がある場合をいうのであるが、実は有り得べからざるところに有るという事は、本当はないのである。だからあると思うのは、それは誤解以外の何物でもない、というと何だかややこしい話だ …
毒結五十年
私は十八歳の時肋膜炎を患ったが、その時は、横腹を穿孔して、二百瓦程水を除った、ところがその際の消毒薬と、そうして一旦治ってから一年後再発した時の服薬と都合二回の薬毒が、ちょうど背中と腋の下の間位のところに固まっていたの …
地上天国を造る
この論文は、前月二十二日、日比谷公会堂において本教講演会開催の砌(みぎり)、何しろ録音やハワイヘラルド紙等に掲載される予定なので、慎重を期し、前以てかいた原稿を持参したところ、さて私の時間となり演壇に登るや、自然に言葉 …