エピソード

地球は暖かくなった

 これについて私は二十数年前から唱えて来たのだが、もちろんそれは霊界のことであって、何千年来夜であった世界は、約百年前から明らかに昼の世界への転換が始ったことである。そうして夜は月の精であるから冷いが、昼は太陽の精である …

一人が百人

 本教信者が、一生懸命浄霊や言霊によって一人の信者を作り、ヤレヤレと思うその時は、只手を引いて門内へ入れただけのことで、中々安心は出来ない。どうしても御座敷へ案内して、家の内部の肝腎なところを見せなければ、本当の信者にな …

薬が不幸を作る

 薬については今まであらゆる角度から検討して来たが、薬と不幸の関係については、まだ余り詳しくかかないような気がするから、ここにかいてみるのである。そもそも人間の幸不幸の原因はどこにあるかというと、もちろん霊界にあるので、 …

大恐怖時代来らん

 この題を見たら誰しもギョッとするであろう。信者はそうでもあるまいが、初めて見た人はそう思うに違いあるまい。この事については普段から私はあらゆる面から説いて来たが、その時期が大分近づいたようだから、ここに徹底的にかこうと …

宗教以上のもの

 これは私がいつもいう事だが、我救世教は宗教ではなく、宗教以上のものである。宗教とは読んで字のごとく、宗祖の教えであるから、例外なく御説教が主になっている。つまり口で説き筆で教えるので、経文でもバイブルでもそれであるから …

日本は文化の組立工場

 日本人でありながら、日本の国柄とその使命を知っている人はほとんどないようである。しかし終戦前まではある派の人は、一人よがりの国粋的理論を説いたのはいいが、その説を利用して、戦争当時軍部方面などはしきりにそれを唱え、国民 …

薬が効かなくなった

 本年二月三日東日紙上に左の記事が載っていた。 効かなくなったペニシリン  戦後医薬界に彗星のごとく現れ、あたかも医療に小革命を起したかの感があった「ペニシリン」は、最近その効力が著しく低下、特に今全国的に流行している風 …

自然栽培に就いて

 今までに本紙農業特集号を出したのは、一昨年と昨年と今回とを併せて三回になるが、年々自然栽培耕作者が多くなると共にその報告も増え今回のごときは付録〔略〕として四頁も増した位である。そこで報告書を一々読んでみると成績は益々 …

霊界の現在

 よく神憑りを浄霊する場合、誰でも疑いたくなるもので、それも間違ってはいないが、これについて心得べきことは、本物と贋物とを見別ける能力である。これ等も御神書をよく読んで叡智を働かせれば大体は分るものであるが、左記〔略〕の …

病気が治ればいい

 今日インテリ階級の人々がよくいう事には、宗教の病気治しは間違っている。宗教は精神的救いであり、病気は医者が治すものに決っている。だから宗教の病気治しは科学の領域を侵し、面白くないと曰うのである。ちょっと聞くと至極もっと …