この世の乱れの因<もと>は、男女の道からはじまっている、と神様は申されておりますが、世界の現状はまさに末期<まっき>の様相を呈<てい>して、実に無軌道<むきどう>な世の中になりつつあります。
この乱れた男女の風習がだんだんと伝染<でんせん>してきておりまして、世間一般ではそういうことが当然のようになってきております。そして、そうでないものは、現代ばなれのした陳腐<ちんぷ>な存在として侮<あなど>る傾向さえあります。ことに、文学書などは醜<みにく>い葛藤<かっとう>をとりあげて、それを芸術として扱い、読む者もまたそれに迎合<げいごう>して賞讃<しょうさん>しておりますが、これはこの世を乱す悪神のひとつの罠<わな>に落ちているのであります。全<まった>く人の世ならぬ獣の世という感じを深くするのであります。
聞くところによりますと、スエーデンでは、はじめて結婚する女子の六十四パーセントは妊娠<にんしん>の経験があるということを聞いて驚いたのですが、日本はまだそこまで乱れていないことを、ほんとうに神様に感謝する次第であります。
しかし、この風潮<ふうちょう>はだんだん日本にも伝染してきております。神の国、最高の天国は一夫一婦の制度でありまして、だんだん下になるほど崩れているのです。日本は世の中の一番清らかな型を示していく国なのですから、他の真似をしていてはいけないのです。新しい清新<せいしん>な空気を世界に起こしていき、また、自ら心と行ないを変えていかなければならないのです。それを外国の真似をしてありがたがっているようでは、もうすでに外国以下になっているのであります。
いまは九分九厘まで神性が失われてきています。そこで、神様はどうしてもこの日本に神様の法律を立て、雛型の国日本を救うことによって、世界を救おうとしていられるのであります。そうした日本人の使命を自覚してもらいたいと思います。