これから大きく伸びようとされますみなさまに望みますことは、つとめて本教以外のよい集会にも接触<せっしょく>を持っていただきたいということです。なぜなら、外を見ることは本教のなかを発展、充実<じゅうじつ>させるのに非常に役立つからであります。
若いときは学び易く、外に出易いという利点<りてん>があります。それに青年は人生の経験は古い人たちに比<くら>べれば少なく、また未熟<みじゅく>な面もあるのですから、不精<ぶしょう>をしないで、なるべくいろいろな方面を探求<たんきゅう>され、よいものがあればつかんで帰り、それを教団のもの、自分のものにして、新しいものを造っていってほしいと思います。
ときには失敗があるかもしれません。しかし、それを恐れてはいけないと思います。必ず後にはそれがプラスになるのですから──。みなさまの精神に救世教の御教えさえしっかり入っていれば、けっしてミイラ取りがミイラになることはありませんから、安心して大いに視野を広げ、多方面に自分の友だちを持っていただきたいと思います。
伸び盛りの青年が家にばかりおりましては、体格が伸びないように、精神も同じであります。教団という温室の中にばかりおりましては、教団内では幅がききましても、外部の会合<かいごう>や合同動作をするときに場慣れがせず、せっかく内にいいものを持っていても、それを充分に現わすことができずに損をする場合があります。第一、世界救世教青年の名前に対しても、内ばかりに引っ込んでいてはおもしろくないのであります。
これからはテレビなどで本教を紹介<しょうかい>するということもありますし、また、宗教家たちの話合いの場というのもあるのですから、そういうところへ怖<お>めず臆<おく>せず出ていって、堂々と話せるように、不断に言霊を磨いておくことが大切であります。