浄霊は科学療法なり
これは以前からよく信者が新しい患者を扱う場合、浄霊の原理を訊かれるので、簡単に分りやすく説明をしたいという希望を聞くので、私はここにかいてみたのである。というのは散々医療を受けても治らない病気が、浄霊を受けるやアッ気な …
浄霊は科学療法なり2
前にかいたところの太陽の精なるものは、もちろん太陽の霊であるのは言うまでもないが、では何故今日まで地球上それが現われなかったかというと、これには大なる神秘的理由がある事であって、それを詳しく書いてみよう。已に述べたごと …
昭和29年-年頭の辞
年頭の辞といえば、いつもお定りのような事をかく事になっているので、余り張合がないが、今年は今までと異って大いに張合があるので、書きながらペンもはずむという訳である。知らるる通り本教も散花結実満三年を閲した今日、大分実も …
無神論に就いて
普通無神論をかく場合、宗教的に論理を進めてゆくのが当り前のようになっているが、私は全然宗教には触れないで、自分自身無神論者の立場に置き、かいてみようと思うのである。それはまず人間オギャーと生まれるや、早速育つに必要な乳 …
新宗教と世界の年齢
今日世間は漫然と、新しく出来た宗教だから新宗教といっているようだが、もちろんこれは当り前な話で何等言うところはないが、しかし考えてみねばならない事はその内容である。なるほど形は新しいとしても、内容が伴なわない限り、真の …
婆羅門とマホメット
世界にある種々な信仰の中で、最も異色あるものとしては、かの東の婆羅門教と西のマホメット教であろう。両教共極端な小乗信仰であって、婆羅門教の方は生誕地であるインドにおいても、今日は微々たる存在となり、僅かに婆羅門行者が若 …
幸運の秘訣
この事について私は以前もかいた事があるが、今日の世の中を見れば見るほど不幸な人が余りに多いので、一層徹底的にかいてみるのである。言うまでもなく昔から人間の運不運ほど厄介な問題はあるまい。誰しも人心がついてから死ぬまでの …
時局雑感
私はいつも宗教的の事ばかりかいているから、たまには方面を変えてみようと思い、これをかいたのである。すなわち宗教家から見た時局観であって、最初まず世界の情勢から取上げでみよう。知らるるごとく昨年の今頃は、北鮮方面は休戦段 …
科学で証明された昼の世界
私はこの世界は長い間夜であったのが1931年6月15日を契機として、昼の世界に転換するという事を以前かいた事があるが、本月8日の東京日日新聞紙上に、左のごとき外国の学者の研究論文〔略〕が出ており、それが右の私の説と符節 …
神様と私との関係
これは昔からよくある事だが、宗教の教祖や自称生神様などは、よく神様に伺いを立てるとか、神様の御託宣を仰ぐとかいって神憑りになり、自問自答をしたり、自動書記や心に浮かぶ等のやり方であって、言わば間接的方法である。ところが …