胃疾患
日本人に最も多い病気として胃疾患がある。この病気は周知の通り種々の症状があるが、最初はほとんど軽症であるに係わらず、療法や摂生の誤りの為漸次慢性となり、一進一退の経過を辿りつつついに重症にしてしまうというのが大部分であ …
胃癌
この病気も既記のごとく真症と擬似とがあるが、真症だけを書いてみる。真症はほとんど霊的原因で、最初胃部に固結が出来るが、気の付かない位小さいものが漸次膨大し、拳大又はそれ以上に及ぶものさえある。そうして固結が胃部又は幽門 …
科学篇 薬毒の害(胃病)
ここで肺臓の解説をするのが順序であるが、これは最初に充分かいたから略して、胃に移る事にしたのである。病気の原因がほとんど薬毒である事は、今まで説いた通りであるが、特に胃に関した病気程それが顕著であって、ことごとく薬で作 …
科学篇 総論(手術)
近来、医学は大いに進歩したといい、取り分け手術の進歩を誇称しているが、私から見ればこれ程の間違いはあるまい。考えるまでもなく、手術が進歩したという事は、実は医学が進歩しないという事になる。というと不思議に思うであろうが …
宗教篇 霊的病気(癌病)
癌の病として、最も多くしかも難症であるのは、何と言っても胃癌であろう。さきには薬毒による擬似胃癌を詳説したから、これから真症胃癌の原因である憑霊の事をかくのであるが、この霊はほとんど蛇の霊である。蛇がその人の前生の時か …
胃病と心臓病
前項において結核は詳しくかいたから、今度は胃病と心臓病についてかいてみよう。それはおよそ人体中最重要機関としてはこの三つであるからで、この三つの基本的活動によって、人間のあらゆる機能は活発に運動し、健康は持続されるので …