私は真理を書く
私は十数年前から原稿を書き始めたのであるが、もちろん信仰を中心にしたものばかりで、今までの宗教の開祖などと異って、固苦しい事や、野暮くたい事など一切抜きにして、いかなる階級の人にも、解り易いようにと、意を用いて来たので …
『地上天国』二十九号-巻頭言
今度の第二年目の秋季大祭を見ての感想を少しかいてみるが、何しろ参拝者は昨年の二倍以上で、しかも信者諸君の顔だけみても、晴々としていて、活気がみなぎっている。これを想うにつけても感慨無量である。というのは昨年の秋季大祭は …
仏教の起源
左記は目下執筆中の『文明の創造』の宗教篇中の一文であるが、大いに参考となるので早く知らしたいと思い載せたのである。 仏教の起源 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の御本尊は、伊都能売神(いづのめしん)である事は、以前から …
伊都能売神
左記は目下執筆中の『文明の創造』の宗教篇中の一文であるが、大いに参考となるので早く知らしたいと思い載せたのである。 伊都能売神 前項に述べたところは、大自在天なる言わば婆羅門(バラモン)宗旺んであった頃の、主宰者を表 …
大乗たれ
私はいつもいう通り、大乗の悪は小乗の善であり、小乗の悪は大乗の善であるという事であるが、この肝腎な点をどうも忘れ勝ちな信者があるが、これは大いに反省して貰わなければならないのである。判り易く言えば、何事も大局的見地から …
新文明とは何ぞや
私は目下『文明の創造』なる大著述を執筆中であるが、この目的とするところは、現在までの文明は根本的誤謬の文明であって、真の文明ではない事を知らせんが為である。というその何よりの証拠は、何程文明が進歩したといっても、文明の …
時局雑感
今年の正月になってつくずく思われる事は、去年の今頃との異いさである。衆知のごとく去年は、朝鮮の動乱も酣にして、前途は暗雲垂れ込め、雨か風か予想すらつかない、無気味な感が濃厚であったからで、それが今年に入って、その様相は …
本教と文化革命
世間一般から観ると、本教は宗教を看板にしており、いささかか変ってはいるようだが、ヤハリ新興宗教の一種に過ぎない位に思っているであろうが、それも無理はない。今まで本教のごとき素晴しい宗教は出なかったからである。というのは …
浄霊と幸福
本教浄霊は病気を治すのが目的のようになっているが、本当からいうとそれだけではないので、もっと大きな意味がある事をかいてみるが、一言にしていえば浄霊とは幸福を生む方法である。というのは単に病気といってももちろん浄化であり …
伊都能売の身魂
私は今まで幾度となく、伊都能売の身魂の事を言ったり記いたりしたが、余程難しいと見えて、真に行える人は何程もないようである。ところが決してそう難しいものではない。根本が判って習性にしてしまえば案外容易に実行出来るものであ …