{・}(丸にチョン)の・(チョン)【太陽の黒点=浄霊力の元=主神】

 日に月に。霊界ではだんだん変化しつつあるのです。それは実に面白いのです。

 その根本だけは話してもよいですが、その根本というのは、力の根源です。それは何かというと太陽の黒点なのです。太陽の黒点が、宇宙の支配力の中心なのです。あそこから力が出るのです。

 それで{・}(丸にチョン)のチョンが、太陽の黒点なのです。これが大変なものなのです。ですから浄霊の力の元は、太陽の黒点から来るのです。だから面白いとも言えます。

 それで学者もやっぱり昔から太陽の黒点を研究してますが、遠過ぎてそれは到底分りません。私は何時か科学博物館で望遠鏡で見たことがありますが、中に幾つも黒点が大きい小さいのが混じってます。それを綜合してみると、チョンになるわけですが、それが何だという事は、学者がいくら想像してみても、それは到底分るはずはありません。

 それで昼間の世界ということは、黒点が変化するのです。それで太陽の熱というものは、太陽の黒点から放射されている一つのエネルギーですが、火力というものは太陽よりか黒点の方がもっと強いので、それは神秘なものです。

 その黒点の代表者が、主神です。そこから私の体に光が来ているのです。だから病気などを治すのは何でもありません。(中略)

 ただ神様を、どうしても分らなければならない、というような事が、いずれ始まりますから、そうすれば何でもありません。

 というのは、霊界における太陽の精気、黒点の精気が非常に強くなりますから。あれは学問の方では十一年目に黒点が強く現われるという事になってますが、黒点が強く現われるという事は、これが十一年目に、こういうように開くので、強くなるのです。

 あらゆるものは一定していないのです。すなわち呼吸運動が行われているのです。太陽もやはり呼吸運動か行われているのです。十一年目に一回行うのです。拡がったり、つぼまったりする呼吸です。これは何でもそうです。太陽でも月でも地球でも呼吸運動をして、それによっていろんな変化が起こるのです。春夏秋冬の四季も呼吸運動の小さなものです。一年に一度の呼吸ですが、これが十一年目に一度、百年目に一度、千年に一度という大きなものもあります。哲学のような天文学のような話になって、大学の講義のようになりましたが、もっとも神霊大学の講義かも知れません。それ以上のところまで知る必要はないが、ざっと話してみればそういうようなものです。 

「御教え集24号」 昭和23年07月25日

御教え集