本教信徒の中に、浄霊の場合、医師にかかる事、薬を飲む事、注射をする事等について、否定するごとき言葉ありやにて、本教の主旨を履き違え、社会の誤解を受くる事は、本教を傷つける結果となる事はもちろんで、この点充分注意され、決して医療を否定する如き事無きようここに重ねて戒意を促す次第である。
尚、従来、明主様御提唱の農法を金肥、人肥を施さぬ故を以て一般に無肥料栽培と通称し来ったのであるが、申す迄もなく本農法においては自然堆肥は大いに活用するを以て、無肥料の名は妥当ならず、自然力を尊重するを眼目とするので自然農法、自然栽培等「自然」の名を冠するのが最も適切であり、しか今その様に呼称するよう、明主様より御制定があった故、右徹底せられたいのである。
「地上天国17号」 昭和25年10月15日