青年は意欲的に

 好<す>きなことをいまのうちにやっておいて、死んでも悔<くい>のないようにしようというのでは、若い人としてはあまりにも意欲<いよく>がなさすぎます。これは神様のお仕組を信じないから、さきに望みがないのであります。それには、必ずいい世を造るんだ、造らせられるんだ、というこのさきの見通<みとお>しがあればこそ意欲<いよく>が湧<わ>いてくるのです。そこでこれに参画<さんかく>して早く造りましょう、ということで力が出てくるのです。これがわからなければ意欲が湧くはずがないのであります。

 いまのうちにやりたいことをやっといた方がいい、というドライな気持の青年がわるいのではないのであります。それを教えない者がわるいのです。ほんとうのことが教えられてないために、ああいうふうにつまらぬところにエネルギーを使ってしまうのです。これを早くわからせて、そして、意欲を持たせて、青年の力を善に使ったならば、より大きな働きができるのであります。