生活の芸術化

 ミロクの世とは信仰の世界でもあり、同時に芸術の世界でもあるわけです。そこで、われわれはすでにこのミロクの世を心の中に建て、また、生活の中に先取<さきど>りしているのですから、常に生活の芸術化を心がけ、できるならば、忙<いそが>しい生活の中でも、歌、俳句、茶、花など、何かたしなみとして、ひとつくらいは心がけておきたいものだと思います。また、美術館を覗<のぞ>かれることも向上の方法なのです。

 とにかく、無味乾燥<むみかんそう>になりやすい生活に潤<うるお>いを持たせるものは宗教であり、芸術でありますが、このふたつを結びつけられた明主様の大きなお仕事を、私どもは誇<ほこ>りといたしましょう。