昭和二十三年九月八日 御講話(7) 光録(補)
ほーおもしろいですね、初めて聞きました。偉大なというほどでもないが、あることが秘められているでしょう。だいたい皇室の先祖はユダヤに関係がある、が、あまりはっきり言わないほうがいいでしょう。皇室は十六の菊の紋ですが、ユダヤの都の四つの門の中の「開かずの門」の上にはやはり十六の菊の紋が刻まれてあり、その門はキリストの再臨まで開けてはならぬと伝えられてます。
昭和二十三年十月八日 御講話(5) 光録(補)
イエスも阿弥陀も月の系統ですが、阿弥陀は贖罪はしてない。阿弥陀は月読尊、イエスは素盞嗚尊です。月の照ったときは阿弥陀の働き、素盞嗚尊は闇の世界です。素盞嗚尊は立派な神様ですが、邪神に負けて悪をしてしまったのです。尊は日本で乱暴をしたために、伊弉諾尊に追放せられ外国へ行った。それがユダヤであり、そこに住んで十二人の子供を生んだが、その中からキリストが出て、日本で犯した先祖の罪の贖いをしたのです。
昭和二十三年十一月十八日 御講話(10) 光録(補)
これはなんですね、親に毒血がよほど多いんですね。それでその子が育っても駄目だから早く……しかし毒血はだんだん減りますからね。次に生まれる子はいいでしょう。……両方七日ですね。これは霊的なわけがありますよ。きっと七日に死んだ霊ですね。また他人なら怨みの霊、怨んで死んだ霊であり、また先祖なら七日に死んだ祖霊で、非常に罪を重ねたので子孫にその罪を分担してもらうんです。ですから結局人助けをして善徳を積んで行くことですね。
昭和二十三年十一月二十八日 御講話(8) 光録(補)
〔 質問者 〕いままで神道だった人がお道に入られた場合、御先祖はどのようにお祀りすべきでしょうか。
お祀りはそのままでよろしい。先祖の代から神道ならいいが途中から仏立講みたいに過去帳にすると先祖は怒りますよ。あれは非常に間違っている。霊友会では他人の先祖をよく祀るがあれはいいですね。そういう設備もあったほうがよい。私の所でも他人の仏をだいぶ祀ってます。
昭和二十四年一月二十八日 御講話(13) 光録03
【 明主様 】一概には言えませんが、例えば長い間真言宗だった人が他の宗派に代わることは、祖先は気に入らぬでしょう。しかし同じ仏教の間ならたいした違いはありませんがね。仏教信者が観音教団に入ることはかまいませんよ、先祖が救われるから、非常に顕著に救われるから。しかし、この道はいままでの宗教を信じながらでいいのです。いっこう差し支えありません。……日蓮宗は一代法華といって一代限りです。これは法華経というのは仏教の花ですから長くない。一代だけは華やかにゆくんですが、散るとあとが悪くなるんです。
【 明主様 】いいえ、そんなことはないのです、ふつうの信者の程度ならいいんですよ。……クリスチャンのところへ婿にゆくのは考えものです。クリスチャンはいいんですが、先祖を祀らない。これがいけないので、山室軍平なんかは実に立派な人で救世軍のために大いに尽した人ですが、家庭的には不幸だったのはこのためです。
昭和二十四年一月二十八日 御講話(14) 光録03
【 明主様 】これは男の霊統と女の霊統とがあるから、代々養子をとるのはそれです。これは先祖の関係で、龍宮系はどうしても女です。これは三女神といって三人の女神の霊統です。しかしこれはその家だけのことで他の家へ嫁や婿にゆけばなくなります。これはそうたくさんはない。
昭和二十四年二月八日 御講話(11) 光録04
一人ずつに墓を作るのはたいへんだから、「先祖代々之霊」という墓石の横などに小さく一緒に刻み込んだらいいでしょう。そしてそれがたくさんになったら整理したらいいのです。その場合自分と面識のある人の戒名は刻み、ない人のは先祖代々に入れたらよろしい。新しい仏の場合は一年くらい塔婆を立ててそれから石に刻んだらいいでしょう。
昭和二十四年三月八日 御講話(10) 光録05
勿論ですね。祖先にはぜひ報告すべきです。報告しなくたって先祖は知ってますが、報告することは義務ですね。報告をちゃんとすれば御守護はいただけるが、しないときは内縁みたいなものです。
昭和二十四年三月八日 御講話(12) 光録05
彼岸のときは太陽が冬至と夏至の真ん中をまわるときで、ちょうどいいときなんですね。で、このちょうどいいということが天国、極楽になるのです。つまり理想世界のことですね。彼方の岸というのは「理想郷」の意味でしょうね。で、そのときお墓参りをするということで、別にはっきりした意味はないのですが、まあちょうどいいときに先祖を祀るというわけでこれは理屈なしにいいことですね。お盆のほうは、地獄にいる霊が始終苦しんでいてかわいそうだから一年に一度帰らせるのです。彼岸もお盆も釈迦が作ったのでしょう。
昭和二十四年四月二十三日 御垂示(36) 光録06
【 明主様 】この蛇は御先祖ですからね。御先祖を殺したから怒ったんです。もう祀ったんだから、そのままずっと続けたらいいですよ。この人の信仰がある程度まで行ったら、それを処分していいんですがね。で、毎朝、光明如来様にお詣りするとき、先に殺した蛇……殺したというと言霊が悪いから、先に霊界行きになった御先祖の龍神……蛇ってより龍神と言ったほうがいい、なんでも言霊のいいほうがいいですからね……御先祖の龍神を一日も早く人間に生まれ変わらせていただけますように、とお願いするんですね。すると人間に生まれ変わるのがずっと早いんです。まあ、光明如来様をお祀りしてから三年はそのままにしておいて、三年も経ったら処分していいですよ。