昭和二十九年四月一日御講話(5)

〔 質問者 〕だいぶ以前に二、三人が一緒に光明如来様をいただき、同じ表装屋に出しましたが、その中の一人が、もし間違ってはいけないというので、御神体の裏の隅に墨で自分の名前を書き入れ、そのまま奉斎しておりましたが、最近それが申し訳ないとお詫びにまいっております。いかがいたしましたらよろしいでしょうか。

【 明主様 】表装して見えませんか。

 
〔 質問者 〕表からは見えません。

【 明主様 】裏からも見えないでしょう。そうしたら、そのことを言えば、私が許せばよいのですから、それでよいです。

「『御垂示録』三十号、岡田茂吉全集講話篇第十二巻p73~74」 昭和29年04月01日