〔 質問者 〕婦人の信徒(四八歳)。二三日より心臓の浄化、動悸激しく圧迫感、悪感あり、それが終わると高熱があり、一週間続き、次に就寝中に圧迫され、呼吸困難が一週間、次に胃の浄化が一週間続き、入信前服<の>んでいた胃散を吐き、次に頭部の浄化が一週間、次に腹膜と月経痛が一週間と、計五週間の浄化が続き、また心臓の浄化となっておりますが、生卵、水を欲しがり、舌を出しており、龍神のような格好でございます。
【 明主様 】そうです。蛇です。
〔 質問者 〕以前は祝詞を奏げると楽になりましたが、近ごろは善言讃詞に変わっておりますが、どういうわけでございましょうか。
【 明主様 】それは霊のほうの気持ちで、霊が好むのですからしかたがないです。客観的にどうとは言えないです。それから、その人は龍神であり、心臓がどうとか、どこがどうということは、薬毒が固まっているのが順繰りに浄化されるのです。
〔 質問者 〕平均浄化でございましょうか。
【 明主様 】そうです。それから生卵が好きなのは、蛇のときに鶏小屋を狙ってはやっていたそのためです。気長にやればすっかり治ります。それから舌を出すのも治ります。つまりまだ人間になりきれないのです。つまり蛇であったのが人間に生まれ変わって、蛇であったときの性能がまだ抜けきらないのです。これは気長にやれば、だんだん蛇の性能がなくなってきます。
「『御垂示録』三十号、岡田茂吉全集講話篇第十二巻p87~88」 昭和29年04月01日