〔 質問者 〕姓名をつける場合には字画を考えてつけるべきでしょうか。
【 明主様 】字画は関係があります。
〔 質問者 〕どういうようにいたしましたらよろしいのでしょうか。
【 明主様 】偶数と奇数がありますが、奇数が陰、偶数が陽です。夫婦とか子供の字画がそれに合えばよいのです。調和すればよいのです。ですから夫婦で奇数と偶数が合ったのは続きますが、陰なら陰、陽なら陽というのはたいてい別れます。このことは私は以前に教わったのですが、試してみるとほとんどそうです。そこで子供などが生まれた場合には母親と陰陽にするとよいです。そうすると母親になついて、よく育ちます。ところが父親と陰陽になって母親と同じだと、母親に縁が薄くなります。そういうのは結局父親に育てられるということになります。それはたしかにあります。
〔 質問者 〕調和ということを具体的にお願いいたします。
【 明主様 】それは陰陽です。陰陽が調和するのはあたりまえです。湯のことを考えると、火《ひ》と水《みず》だからちょうどよいので、火だけでは熱くてしようがありません。
〔 質問者 〕苗字は同じになりますが。
【 明主様 】苗字は動かすことはできないのでしかたがありません。名前のほうです。まだいろいろあります。言霊《ことたま》からいってもありますが、それは簡単にはゆきません。言霊というのは「アイウエオ」が基本です。アカサタナハマヤラワというのは天《てん》の行《段》ですから火です。オコソトノホモヨロヲというのは下ですから地《ち》です。それで中間は水ですから、そこで苗字が火の場合には名前を水にしなければならないし、苗字が水の場合は名前を火にしなければならないので、そうすれば合うわけです。そこで「オカダ」というのはア行です。最初の「オ」はオ行《段》ですが、言霊返《たまがえ》しでゆくと下の字が支配するからア行《段》になります。「モキチ」は言霊返しで「ミ」ですから、火と水でちょうど調和するわけです。こういうことを知っていれば名前をつける場合には非常によいです。字や言霊によっていろいろありますが、私はそういった言霊返しや字のことを書こうと思ってますが、どうも神様が許されないのです。書き出すと嫌になるのです。もっともこれが分かると、いろいろな神秘がすべて分かってしまうので、やっぱりある時期までは神秘があんまり分かってはいけないのです。