昭和二十七年十一月一日 垂録15 (9)

〔 質問者 〕御浄霊の仕方につきましてお伺いいたします。一般的の御浄霊の仕方をみますと、相手を坐らせまして頭から肩胸と下がっていき、次に横、後ろを、上から下にいたしております。また急所を先にし、従の場所に移っていくということもありますが。

【 明主様 】両方必要なのです。非常に苦しんでいるとか、痛いとかというのは、最初からそこだけをやるのです。それから、そういうことでなく全体的に身体が弱っているとか、またはっきりした所が分かってないというときは、そういう順序でやるのです。譬えてみれば、全体的にこう(御浄霊)やってますと、よく咳をします。そうするとそこに毒がある。だからそこに毒素の固まりがあるな、ということが見当つきます。

 

〔 質問者 〕それからもう一つお伺いいたします。御浄霊は前からしておりますが、霊主体従の法則と順序から言いまして、後ろからやるのが本当ではありませんでしょうか。

【 明主様 】両方からです。

「『御垂示録』十五号,講話篇第六巻p295」 昭和27年11月01日