昭和二十七年十一月一日 垂録15 (2)

〔 質問者 〕いつかのお言葉にございます通り、いままでは五、六の御神業で、今度は七の御神業にかかりますので、体的に見えた御神業ということがございましたが。

【 明主様 】そうです。ですからこの間言いましたが、五、六は霊で七は体だから、目に見える発展をするわけです。そこでだんだん宗教的に発展もしますし、金もドシドシ入りますし、ほうぼうにいろんな物ができるとか、そういった目に見える発展はこれからです。しかしそれはやっぱり京都のあそこができるに従って、それが写っていくのです。神様のほうの経綸は深いですから、とうてい想像もつくものではないのです。これからは規模も非常に大きくなってくるでしょう。本当に社会が「病気は医学では駄目だ」ということが分かれば、それはこっちの発展はたいへんなものです。日本中が引っ繰り返ってしまいます。

 

〔 質問者 〕昨日会長さん方がみんな集まりました折、これが少し分かり出してきたら天手古舞になるから、信者さんがみんな先生になる気持ちでやらしていただかなければ、と話し合いました。

【 明主様 】そうですよ。もう長いことはありません。だいぶ接近してきました。大本教のお筆先に、うまいことが書いてあります。「上の守護神に分りたら早いぞよ」とあります。結局インテリ階級です。これが分からなければ駄目です。

「『御垂示録』十五号,講話篇第六巻p288~289」 昭和27年11月01日