〔 質問者 〕五年前一家九人入信、御神体も御奉斎いたし、お道に一生懸命でありましたが、御法難当時から、近所の噂とか親戚の反対が多く、そのため夫婦以外の子供全部が反対し、留守の間に御神体を戸棚にしまい込んだことがございます。さっそく当時の会長がまいり御奉斎いたしましたが、またいつの間にかお巻きいたしました。お道には一生懸命でございます。
【 明主様 】お道のことをやっていて、御神体を巻くというのは、それはお道のことをやっているのではありません。御神体を巻いて、そんなことをやることはない。止したほうが良い。無礼です。
〔 質問者 〕子供に言い聞かせてはおりますが。
【 明主様 】言い聞かせなくても良い。ほったらかして良い。気を揉ませて、そんなことはいらないことです。
〔 質問者 〕だんことしてお道に励むか、止すか、どっちかということでございますか。
【 明主様 】そうです。どっちかに決めなければならない。
「『御垂示録』十五号,講話篇第六巻p299~300」 昭和27年11月01日