昭和二十七年十一月一日 垂録15 (14)

〔 質問者 〕一〇月の月並祭のときに御写真をいただきましたが、その際に霊の憑りやすい人がみえ、四人ばかり霊が出ました。そのとき、千手観音だとおっしゃって、御写真に向かい日々の御礼を申し上げておられました。

【 明主様 】自分は千手観音だと言うのですか。千手観音といってもたくさんいるのです。つまり本元の千手観音と枝の千手観音があります。それは枝のうちの一人です。

 

〔 質問者 〕そのほかに脳溢血で死んだ霊、昔、青酸カリで、出刃で死んだ霊と、次々に八人の霊が出ましたが、明主様の御教えにあります通りに、自殺した者は霊界で非常に苦しんでいるということを、はっきり見させていただきました。わずかの年限で出てこられるということは、家族が一生懸命信仰をやっているためでございましょうか。

【 明主様 】それはそうです。その中にあなたも入っているのでしょう。祖先といっても、自分は祖先が生まれているのですから、そのときにやったのです。

「『御垂示録』十五号,講話篇第六巻p298」 昭和27年11月01日