〔 質問者 〕日蓮宗が橘の紋を使っているのは、特別の意味がありますのでしょうか。
【 明主様 】ないこともないでしょう。だいたい日蓮宗は狐がやっているのですが、その奥は竜です。それで「タチバナ」の 「タツ」という言霊は、龍ですから、龍の花ということです。ですから「立正安国論」というのは「立」は「龍」です。ですから立正佼成会とか、「立」という字を非常に使うものです。私はいつか書いたことがありますが「主」という字の中の「十」をくずして、こう(=)すると「立」という字になるのです。ですから「十」が神の形ですから、陀の形はホトケといって、ほどいてそれを龍神が世の中を支配するのです。つまり神を解いて、神はほどけて、そうして龍が天下を掌握するというわけです。そうして「正」……これは一を止めるということですが、龍が一を止める、安国というのは、暗闇の世界ですから、立正安国というのは、たいへんなものです。やはり悪龍の仕組みなのです。で、日蓮上人は狐になっていたのです。この間多賀さんの奥さんに日蓮上人の他の坊さん……日蓮上人の弟子かなにかが、狐になって困っているから人間にしてもらいたいと、そんな願いを出してましたが、日蓮上人も一時狐になってましたが、その部下が狐になっていて、それがたくさんいる。で、日蓮上人はもう救われましたが、高頭さんの信者さんかに、この間お詫びしてくれと言ってます。だから仏教のほうの教祖なんかも、しばらく地獄で苦しんでいたのです。地獄に行ってないのは弘法大師くらいです。あとはほとんど地獄に行っている。これから私がみんな救ってやりますから、それからメシヤ教のために活動します。みんな神様がやっているのだから……神様がやっているということは、やはり時です。時期が来ればすばらしいことになる。けれどもさっき言った通り、人間が思うようにいかないということは、思うようにいっているのです、「思うよう」が違うのです。そうでしょう、この八月で五年でしょう。五年でこのくらい発展したのは、おそらくありません。新宗教といっても、断然メシヤ教が王様です。他のものは知れたものです。孝道会とかで、いろんな派手なことをやってますが、こっちがやれば、もっとすばらしいことをやりますが、ただやらないだけのことです。やればもっと気のきいたことをやります。稚児を出したり飛行機を飛ばしたり、そんなことは一日か二日でお終いでしょう。それよりかメシヤ教は、こうして美術館を造ったりするのです。ですからそれは思う以上に発展しているのです。思うようにいかないのではない。思う以上にいっているのです。ところが人間という奴は、思うことが少し桁外れに思いたがるのです。
〔 質問者 〕蓮の花につきまして、目の悪い人で、非常に悪くなったので行者に見てもらったところが、下水が蓮の畑に流れているからだと言われたそうです。ただいまは御浄霊にまいっております。
【 明主様 】そんなことはありません。そんな馬鹿馬鹿しいことはない。蓮は、泥の中から清い……と言われてますから、ちょうど良いではありませんか。きれいな所から咲きやしません。そこを清くしてしまったら、せっかくの蓮だって張り合いがありません。行者なんかはくだらないことを言ってますから。