〔 質問者 〕御教えをいただきました通り、たしかに日蓮宗の霊友会関係の大きくなり方はたいへんなもので、先日、孝道教団の落成式に通り遭いましたが、二万五〇〇〇人くらいの人出だそうでして、飛行機を飛ばしたり、稚児の衣裳代もたいへんだそうです。よくも二年か三年であれだけ増えたものと感心いたしました。
【 明主様 】信者が増えたと言うが、霊友会の信者が集まったのです。
〔 質問者 〕しかし急に増えたそうでございます。
【 明主様 】立正佼成会とか他の日蓮宗は、それが集まっているのです。新規にできるのも少しはありますが、たいしたことはないです。あれはみんな霊友会の信者が散ってしまったのです。それを母体として大きくなったのです。池上本門寺とか身延山、中山本門……みんな寝ぼけているのですが、どうしてもそういう所にいかなければ、しっかりできませんから、それがたいへんなものです。で、あれは日本では仏教は桜の花です。インドは蓮の花です。日本では桜の花ですから、桜の花が咲くようにパッといくのです。
〔 質問者 〕あれだけの組織を持っているということは。
【 明主様 】いま日蓮宗があれだけやっているのは、日蓮上人がやっているわけではない。神様がやっているのです。メシヤ教の神様がやっているのです。むしろ日蓮上人は申し訳なかった、助けてくれと言っているのです。
「『御垂示録』十四号,講話篇第六巻p274~275」 昭和27年10月01日