昭和二十七年十月一日 垂録14 (14)

〔 質問者 〕N・K、二〇年一月入信。三男は現在小児麻痺であり、長男は二〇年前に小児麻痺で死亡しております。御神体、御屏風観音様は御奉斎させていただいております。

【 明主様 】小児麻痺のはいくつですか。

 

〔 質問者 〕一三でございます。

【 明主様 】いつからですか。

 

〔 質問者 〕小学校に入学のころからでございます。長男も小学校入学のときからでございます。

【 明主様 】一三ですから五、六年前からですね。これは霊的です。

 

〔 質問者 〕昨年秋まで約一カ年疥癬の御浄化をいただきました。

【 明主様 】学校には行ってませんか。

 

〔 質問者 〕さようでございます。手足がブラブラで寝たきりでございまして、坐らせておくと、重みで坐っている程度でございます。

【 明主様 】立つことはできないのですね。

 

〔 質問者 〕食事は台の上に置くと口を持って行きます。

【 明主様 】それは蛇の生まれ変わりです。非常に早く治るのと、なかなか治らないのとあります。最初といまとはどうですか。

身体の状態はどうですか。あなたはいつから浄霊に行ってますか。

 

〔 質問者 〕去年からでございます。

【 明主様 】去年では分かりません。一月だって一二月だってあります。一年違いますよ。去年の何月ですか。

 

〔 質問者 〕去年の二月からでございます。

【 明主様 】そうすると一年半ですか。で、最初のときといまの異いさは。

 

〔 質問者 〕一度熱の御浄化で後頭部が溶け下痢を。

【 明主様 】経路ではない。状態です。

 

〔 質問者 〕状態は変わっておりません。ただ父と娘さんが信仰的にぐらついていたのが、最近熱心になっております。

【 明主様 】それは難物です。名前は。

 

〔 質問者 〕N・M申します。

【 明主様 】妙な名前だな。音で読めば「ガキ」ですね。父はN・Kですか。食事は。

 

〔 質問者 〕Nふつうでございます。

【 明主様 】別に水は欲しがりませんか。

 

〔 質問者 〕他に変わったことはございません。

【 明主様 】それは霊的に非常に複雑しているのです。それは木竜です。木にいた竜です。ちょっと難しいです。しかしこういうことを知っておかなければならない。仮にそれがどうしても治らないというと、そこの家の人が、親なら親が信仰によって非常に徳を積むと死んでしまうのです。

 それは、生きているということが苦痛だから、生まれ変わらしていただくということです。ですからお蔭をいただくと死にます。これはたいへんなお蔭です。そうすると本人もふつうの人間に生まれ変わって、一家も苦痛から解放されるから幸福になるわけです。ですからそういうお蔭をいただくと死ぬことになる。その点は神様は気がきいてます。そうかといって、殺人罪になりますから殺すわけにはいきません。しかし生きていると親だって一生困りますが、霊界に行けば一番よいです。それは神様がやってくれます。これはちょっと難しいです。