〔 質問者 〕この間文化財保護委員会の外郭団体に天理教で三〇〇万円出したから、メシヤ教は五〇〇万円出してくれと。
【 明主様 】天理教が三〇〇万ならメシヤ教は三〇万で良いです。
〔 質問者 〕百年教の天理教よりメシヤ教を大きく見ているのでしょう。
【 明主様 】ですから買い被っているのです。
〔 質問者 〕ですから代議士をこちらからも三人くらいは出したいと思っておりますが。
【 明主様 】しかし、買い被らないで、小さくしておいて良いです。私はなるたけ小さく小さくしているのが方針です。そうすると大きくなって行くのです。大きく見せると小さくなって行くのです。逆効果です。ですから私はなるたけ小さく小さくしているのです。で、人のやることはこっちでやる必要はないのです。政府でやれば良い。しかしこういう美術館はだれもやらないからやったのです。
〔 質問者 〕非常なプラスでしたが、しかしそうとうに嫉妬心を持っているのもあります。
【 明主様 】そうです。それは全部が良いということはない。こっちを一番憎んでいるのは邪神です。人を救うとか世の中を良くするということは、けしからん野郎だ。なんとかしてやっつけなければならないと、それがいままでのこっちの問題だったのです。
「『御垂示録』十三号,講話篇第六巻」 昭和27年09月01日