昭和二十七年九月一日 垂録13 (27)

〔 質問者 〕現在非常な不便な所に墓地がありますので、移転したいと思いますが。

【 明主様 】S家の墓地ですか。

 

〔 質問者 〕W家と両方あります。それを近くに移し。

【 明主様 】その近くの町ですか。遠くはないのですか。

 

〔 質問者 〕遠くはございません。その場合に土葬でございますが、骨を一つ一つ持ってくるべきでしょうか。ただ手続きだけでよろしいでしょうか。

【 明主様 】手続きだけで良いでしょう。何年くらい経ってますか。

 

〔 質問者 〕W家は絶えたのは知りませんが、母は三五年でございます。

【 明主様 】三五年では、骨を持ってきたほうが良いです。一〇〇年以内だけは移動したほうが良いでしょう。それ以上はいりません。

 

〔 質問者 〕墓は十幾つかありますが、そのまま土に埋めまして。

【 明主様 】移動するならそのままで良いでしょう。

 

〔 質問者 〕S家先祖代々、W家先祖代々といたして整理しまして。

【 明主様 】それは良いです。

 

〔 質問者 〕その場合、縦と横とはどちらに埋めたほうがよろしいでしょうか。

【 明主様 】それはどっちでも同じことです。横のほうが良いでしょう。縦なら深く掘らなければならないから。

「『御垂示録』十三号,講話篇第六巻」 昭和27年09月01日