昭和二十七年九月一日 垂録13 (19)

〔 質問者 〕信者が海水浴に行きます場合に、御守り様は家にお預けして行ってよろしいものでしょうか。

【 明主様 】自分の家にですか、それは感心しません。更衣場があるでしょう。その上に釘でもあるでしょうから、そこに掛けておけば良い。そういう場合は釘が一番良いです。あるいは掛茶屋かどこかに行って、釘のある所を探して、御守りだからお粗末になると困るからと言って掛けるようにすると良い。

『文明の創造』で一番初めに、薬を服み始めたところを書いてありますが、つまり原始時代に人間がだんだん増え
るにつれて食物が足りなくなるので、山野にあるものをなんでも取って食べた。それから虫類とか貝類を取って食べ、それに中毒をして痛むとか……苦しみ、それを治したいためにいろんな草の葉やなにかを考え出して、それで浄化を止めたわけです。それが薬の始まりです。それで一番いろんな薬を発見して……要するに薬物というものを、一つの完成というか、させたのが盤古氏という人です。漢方薬の元祖です。それがすばらしく薬物を進歩させたのです。

「『御垂示録』十三号,講話篇第六巻」 昭和27年09月01日