昭和二十七年八月一日 垂録12 (32)

〔 質問者 〕神霊雑誌にあるのは狐、狸、蛇の霊が多いです。それから猫です。

【 明主様 】そうでしょう。だいたい日本と同じです。天狗はどうですか。

 

〔 質問者 〕天狗という名前がありません。

 

〔 質問者 〕向こうの人はみんな鼻が高いので全部天狗では。

 

〔 質問者 〕龍というのがあります。天狗というのは日本独特ですから。

【 明主様 】日本と支那にあります。東洋の産《さん》ですから。
 日本のように狐が出て、どうこうということは聞かないでしょう。

 

〔 質問者 〕狐霊ということはあります。蛇、猫。犬の霊というのは聞きません。

【 明主様 】犬の霊は日本でも少ないです。馬の霊は割に多いです。

 

〔 質問者 〕鵠という鳥はあったのでございましょうか。

【 明主様 】そうです。

 

〔 質問者 〕現在は。

【 明主様 】これは支那の鳥のようです。支那のはほとんど……模様は鳳凰、龍です。

 

〔 質問者 〕これ(御神前の花瓶の模様)が鳳凰で。

【 明主様 】そうです。支那の陶器なんかで、首が鳳凰で下が龍になっているのはたくさんあります。鳳龍です。

「『御垂示録』十二号,講話篇第六巻」 昭和27年08月01日