〔 質問者 〕神霊雑誌にあるのは狐、狸、蛇の霊が多いです。それから猫です。
【 明主様 】そうでしょう。だいたい日本と同じです。天狗はどうですか。
〔 質問者 〕天狗という名前がありません。
〔 質問者 〕向こうの人はみんな鼻が高いので全部天狗では。
〔 質問者 〕龍というのがあります。天狗というのは日本独特ですから。
【 明主様 】日本と支那にあります。東洋の産《さん》ですから。
日本のように狐が出て、どうこうということは聞かないでしょう。
〔 質問者 〕狐霊ということはあります。蛇、猫。犬の霊というのは聞きません。
【 明主様 】犬の霊は日本でも少ないです。馬の霊は割に多いです。
〔 質問者 〕鵠という鳥はあったのでございましょうか。
【 明主様 】そうです。
〔 質問者 〕現在は。
【 明主様 】これは支那の鳥のようです。支那のはほとんど……模様は鳳凰、龍です。
〔 質問者 〕これ(御神前の花瓶の模様)が鳳凰で。
【 明主様 】そうです。支那の陶器なんかで、首が鳳凰で下が龍になっているのはたくさんあります。鳳龍です。
「『御垂示録』十二号,講話篇第六巻」 昭和27年08月01日