昭和二十七年八月一日 垂録12 (31)

〔 質問者 〕最近のアメリカの神霊雑誌の中に、酒を飲めない人ですが、酒屋の前に行くと急に飲みたくなり、飲むとヘベレケになる。家にいると飲みたくないということで、酒飲みの霊が憑いていて、酒を飲みたくてしようがないのだということです。その人間は薄ぼんやりしているそうです。

【 明主様 】そういうのはあります。それでおもしろいのは「霊界でも酒があるだろう」と聞くと「あります」「それを買って飲んだら良いだろう」と言うと「霊界には銭がないから買えない。だから盗むよりしようがないが、盗むと罰を受ける。だから、どうしてもしようがないから人間に憑って飲む」こう言うのです。西洋ではそういった動物霊の種類はどうなってますか。

「『御垂示録』十二号,講話篇第六巻」 昭和27年08月01日