〔 質問者 〕本部の御神前の脇の障子と内玄関の脇の障子が、私の留守になると、午後四時ごろに地震のように大きく揺れます。留守のときは毎日。
【 明主様 】妙ですね。時間が決まっているのですか。いつごろからですか。
〔 質問者 〕この春からでございます。
【 明主様 】毎日……あなたがいればそういうことはない……狐のいたずらでしょう。あなたがいるとそれだけ力が出ないのです。狐にもいろんなやつがあります。非常に巧妙なやつと、それから欲張りなやつとあります。
〔 質問者 〕霊界の動物霊は、どうしていたずら好きなのでございましょうか。神霊の本にもよく出ておりますが。
【 明主様 】それは、彼らは楽しみがないから、人間を瞞したり怖がらせたり……そういうことを趣味にするのです。
〔 質問者 〕西洋でも同じです。
【 明主様 】やつらは他に道楽がないのです。
「『御垂示録』十二号,講話篇第六巻」 昭和27年08月01日