〔 質問者 〕ある道具屋で玉村方久斗が画いた、柳に白蛇の巻きついた扇面の画幅を借り受け、御神前の前の壁に掛けておきますと、道具屋が二晩続けて夢を見、白蛇が扇面から出て光った雲に乗ってきて、いまの家は非常に気に入ったから行くと言ったそうでございます。なにか霊的なものでございましょうか。
【 明主様 】蛇の絵に霊が憑っているのです。で、その霊が……次の間に光明如来様をお祀りしてあるでしょう。そこで救われたので、非常に御用をしたいので、そこにいさしてもらいたいのです。
〔 質問者 〕破産寸前になっておりますので、良いほうと悪いほうと両方に考えて気持ち悪がっております。
【 明主様 】破産しても良いです。そのほうがかえって罪が早く取れて、それからは良くなります。私だって破産したことがある。かえってそれから救われるものです。ですから破産についてそう苦労しないで神様にお任せしておく。そうすると、後で結果が良いです。
「『御垂示録』十二号,講話篇第六巻」 昭和27年08月01日