昭和二十七年六月一日 垂録10 (19)

〔 質問者 〕昭和六年に東南のほうからものすごい音響が入り、釜の中に入れて女の人のお腰で包み。

【 明主様 】音を入れたというのはどういうことです。

 

〔 質問者 〕入ったと仮定したとのことでして、蓋を取るとガーッと鳴るそうで。

【 明主様 】また、お腰で包むなんてね。なにか他の布で包むというならいいが、なにも腰巻きで……とは少し変だね。

 

〔 質問者 〕昭和八年にも同様のことがあり、これも釜に入れお腰で包み神棚に上げておりました。光明如来様はお祀りさせていただき、昨年一二月には大光明如来様をお祀りさせていただきました。なお、その家にはたくさんの神様が祀ってありましたが、四カ月前に釜と一緒に御神前に置いてあります。

【 明主様 】妙なものだね。

 

〔 質問者 〕だれでも聞こえたのではございませんので。

【 明主様 】それはそうでしょうね。

 

〔 質問者 〕音を腰巻きで包むという謂でもあるのでは。

【 明主様 】とにかく話がどうも変ですがね。光明如来様をお祀りしたのは。

 

〔 質問者 〕光明如来様は一年半前でございます。

【 明主様 】その間いろんな神様を以前のままで。

 〔 質問者 〕八百万がたくさん。

【 明主様 】たくさんはよく分かった。その後は。

 

〔 質問者 〕稲荷がありまして、おじいさんが外に祀ることを嫌がっておりましたが、四カ月前に夫婦喧嘩が絶えませんので、外に祀ったらと思い、おじいさんも許しましたので軒下に祀りますと、家の中も明るくなりましたようでございます。

【 明主様 】それじゃ、それを御神前に置いて、四カ月前というのなら……一年くらい、そのままにしておきなさい。一年以上経ったらお祀りして御礼を言って、そういう霊は故郷があるから、元の御座にお帰り願いますと言って処分すればいいです。けれどもあんまりおじいさんが反対したら、しないほうがいい。というのは、おじいさんが反対するというのは、そのうちの霊のいずれかが、おじいさんに憑って反対するんだから、光明如来様をお祀りしていると、だんだんそういった霊が改心するから、そうしたら一緒にしていいんだから、その点も心得て。

「『御垂示録』十号,講話篇第六巻」 昭和27年06月01日