昭和二十七年六月一日 垂録10 (10)

〔 質問者 〕盲の男の信者で、御浄霊をいただいている人に体をつけますと、いただいている人に非常に感じるそうで。

【 明主様 】盲の人が浄霊している人に触れるんですか、触るのがおかしいじゃないですか。そんな触っているのに浄霊なんかしなくてもいいじゃないですか。あなたの話がよく分からないね。あなたが甲の人に浄霊していると、盲の人が甲の人に触るんでしょう。なぜそのときに触らせるんですか。

 

〔 質問者 〕そう言ってきましたので。

【 明主様 】だれが言ってきた。

 

〔 質問者 〕部下の者でございます。

【 明主様 】あなたの部下ですか。そのときそういう現象になるんですか。だからそのときに盲の人が触るというのは、どういうわけかと言うんです。なぜその人に触らせるなと言ってやらないんです。そういう人は信仰を止めたほうがいい。そして盲を拝んだほうがいいですよ。

 

〔 質問者 〕非常に霊気を感じるというので。

【 明主様 】それは邪神だって霊気が強いですからね。ただ霊気を感じるだけでは、別にどうということはないんだ。そんなことは問題ではない。神様の尊い浄霊を受けていながら、受けている人間に対して盲の人が触るというのは、浄霊をしている人の了簡が分からないという話だ。それを触らせるということですね。

 

〔 質問者 〕わざわざ触れるわけではございませんので。

【 明主様 】どうも説明がつかないね。

「『御垂示録』十号,講話篇第六巻」 昭和27年06月01日