昭和二十七年四月一日 垂録08 (7)

〔 質問者 〕腹の中の固まりが動けば蛇の霊と御教えいただいておりますが。

【 明主様 】蛇とは限りませんよ。蛇が多いんです。

 

〔 質問者 〕御浄霊いたしますと、グズグズと言い、場所が変わることもございます。また音はなんでございましょうか。

【 明主様 】音に二種類ありますがね。蛇というのは、毒のある所にいくんです。すると、毒の溶ける音と蛇が動くので、その音がするんです。先にお腹をダーッと蛇が動くんです。それは蛇が動く音なんです。簡単な場合は毒が少ないんです。溶けても、あるうちはまた寄りますからね。だからまた音がする。痛みは。

 

〔 質問者 〕ございません。本人でも御浄霊いたしておりますが、救ってやろうという心持ちでいたしますので、よろしいのでございましょうか。

【 明主様 】いろいろですよ。救ってやろうという気持ちが起る人もあるでしょうし、こん畜生というのもあるでしょう。

 

〔 質問者 〕どちらがよろしいのでございましょうか。

【 明主様 】救ってやろうというのが良いですよ。

 

〔 質問者 〕そういうのは、他の信者さんとは違った心持ちを持たなければならないのではないか、と思われますが。

【 明主様 】いくらか違いますね。けれども、始終根気良くやっているうちに、だんだん弱ってきますからね。

 

〔 質問者 〕食欲はございますが、食べようとすると胸がいっぱいになり入りません。

【 明主様 】まだここにいる先生が改心してないんですよ。そういうのは長くかかりますよ。

「『御垂示録』八号、講話篇第六巻p95~97」 昭和27年04月01日