昭和二十七年四月一日 垂録08 (6)

〔 質問者 〕二人の年ごろの娘さんがおり、嫁入り仕度をしてありましたが、妹が胸を病みほどなく死亡し、後に姉は結婚し、そのときに妹のを使おうといたしましたところが、従妹に妹の霊が憑り、姉が結婚式をあげて、私の物を持っていくが、私はどうしても渡さない。と暴れたそうでございます。その衣裳は使わずに仏壇の前に供えたままになっておりますが、焼いてしまいましたほうが。

【 明主様 】しまっておけば良いですよ。焼いてなんて、とんでもないです。タンスの中が良いですね。なぜかと言うと、霊界でその着物を着るんです。霊界でおめかしするんです。ないと着ることができないから困っちゃいますよ。タンスの中に入れておけば、それを着るからそれで良いですよ。

「『御垂示録』八号、講話篇第六巻p95」 昭和27年04月01日