昭和二十七年三月十日 垂録07 (7)宗旨の変更は基本的にいけないこと

(前節の続き)
 

〔 質問者 〕宗旨を変えるということはいけない、とお伺いいたしておりましたが。

【 明主様 】宗旨を変えても良いですよ……メシヤ教になればね。変えるというのは、どういうのと変えるんですか……浄土宗を日蓮宗に変えるのですか。

 

〔 質問者 〕二代、三代前に、そういうふうに変わりました場合には。

【 明主様 】だいたいはいけないんですよ。なんとなれば、祖先が承知しないからね。だから、かえって禍<わざわい>がありますよ。ところが、宗旨によっては……お寺がつぶれちゃったとか、お寺が遠くなったという場合に、やむを得ず変わる場合がありますが、原則としては……祖先が霊界が異<ちが>っちゃうと、そっちに行かなければならないからね。しかし、不可抗力なことがあった場合は良いんです。つまり理屈がつけば良いんですよ。

(次項に続く)

「『御垂示録』七号、講話篇第六巻p27~28」 昭和27年03月10日