(前節の続き)
〔 質問者 〕お曼陀羅の処分はいかがいたしましたら、よろしゅうございましょうか。
【 明主様 】あれは良くないんだがね。それは、その人の想念だな。信仰には本当に入ってないんでしょう。
〔 質問者 〕光明如来様をいただき、次に大光明如来様を御奉斎させていただきましたが、光明如来様はいかに。
【 明主様 】それは、たたんでしまっておいたら良いでしょう。
〔 質問者 〕新潟から佐渡の方面では、亡くなった人がある場合に、床の間に仏教のお軸を掛けてお弔いいたしますが、こちらではそれを許さなかったので、うるさくなっておりますが。
【 明主様 】そうしたら良いでしょう。やはり時期ですよ。やはり、いまはそこまでの時節に行ってないから、いままでの仕来<しきたり>のやり方で良いですよ。そうして坊さんにも満足させてやったら良いでしょう。そんなことは問題じゃないからね。
(次項に続く)
「『御垂示録』七号、講話篇第六巻p26」 昭和27年03月10日