〔 質問者 〕胃潰瘍、胃下垂で、一時間以上しても寒気が治りにくい場合は。
【 明主様 】どこを浄霊してますか。
〔 質問者 〕肩甲骨と脊柱の間、胃の裏をいたしております。
【 明主様 】もう少し下ですがね。だいたい裏に、なにしろ固まりがありますよ。それから、着物の上からでも解りますが、一番熱い所があるから、そこに毒がある。そこを浄霊すれば良い。見当違いしているんです。着物の上からでも、一番熱い所があるから、そこを浄霊すれば良い。
〔 質問者 〕寒気は、他になにかあるのでございましょうか。
【 明主様 】寒気がそこですよ。
〔 質問者 〕微熱というものも、各所にございますのでしょうか。
【 明主様 】各所にありますよ。その人は他にもありますが、そこが一番のもとですよ。
〔 質問者 〕何分くらいで冷めますのでございましょうか。
【 明主様 】いろいろです。五分でも冷めるでしょうし、三〇分くらいのもある。毒の量と強さによってね。
〔 質問者 〕胃潰瘍の御浄化にて、御守護で食事も摂れるようになりましたが、喉頭結核で死亡いたしました。家の人も全部おすがりしておりましたが、親戚が信仰も良いが、薬もやってくれなければ困ると言うので、医者を連れてきました。一歩譲って、医者と。
【 明主様 】絶対にいけないです。あなたは、そんな生半熟な考えだったら、あなた自身も信仰を止めたほうが良い。医者と両方やるというのは、ザルに水を汲んでいるようなものです。神様にたいへんな御無礼ですよ。絶対にいけない。しかし、事情によっては、そうもいかないこともある。仮に病院に入っている場合に、ぜひにと頼まれて、やってもらいたいという場合に、医者と両方になるがね。親戚とゴタゴタしているのは、手を引きなさい。親戚一党も賛成してお願いするならばやっても良いが、それでなければ止めたほうが良い。
〔 質問者 〕御教えを実行させていただきますのに、次々と破綻が来ますが、神様にお詫びいたし、できるようにならなければならないと思いますが、効果がございません。
【 明主様 】例えばどんなことですか。あまり抽象的で解らないがね。
〔 質問者 〕「算盤と能率」の場合も非能率的となり、「大乗と小乗」の場合もできませず、人に反感を買ったりいたします。
【 明主様 】それは、それで良いじゃないですか。最初から、人間は思う通りにいったら、その人は命がなくなっちゃうよ。年中、自分の思うようにならないところを、思うようになろうとするところに人生があるんだからね。思うようになったら世の中はおもしろくない。第一、人のことでなく自分自身が、自分の思うようにできないんだからね。自分で自分の思うようにできたら、たいしたものです。だから、それを思うようにやろうというところが人生なんだから、それで良いんです。なにも心配することはいらないんです。だから、神様の思し召し通りになる。どうにもならなくて困るから、ならせよう、ならせようとするところに、その人に値打ちがあるんだからね。
〔 質問者 〕子供が亡くなり、遠いので、経済的に行かれないので、墓地を新しく作りましてもよろしいでしょうか。
【 明主様 】良いですよ。そういう理由があればね。
〔 質問者 〕主人の墓地を子供と一緒にというのは、いかがでございましょうか。
【 明主様 】それはそのほうが良いですね。
〔 質問者 〕稲荷を、入信して間もなく処分いたしまして。
【 明主様 】それはいかんな。
〔 質問者 〕中はからっぽでございました。
【 明主様 】そういうのはあります。それなら良いですよ。からっぽなら差し支えないです。
〔 質問者 〕結核で死亡いたしました者でございますが、死ぬ前に「光明」の御守り様をいただきたいと言っておりましたが、都合がつきませず、今度いただきまして位牌に掛けさせたいと申しますが、いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。
【 明主様 】やっぱり御守りをいただいて、位牌の側に置きなさい。それは一周忌までですね。一ヵ年ですね。そうしてあげたら良いです。つまり執着がありますからね。執着が取れますからね。
〔 質問者 〕死産した者に救世教の教師に名前をつけてもらいたいと言うのでございますが。
【 明主様 】それはいけませんよ。まだこっちはそういうなにはないからね。
〔 質問者 〕お寺から。
【 明主様 】そうです。それは結構です。
〔 質問者 〕死産した場合には、届けだけですましております所がございますが。
【 明主様 】祀らなければいけないですよ。五ヵ月以上は祀れということを言ってありますがね。
〔 質問者 〕姑が、そんなことは不必要だと言いますが、やはり祀らなければいけませんので。
【 明主様 】そうですよ。いまに祟りますよ。
〔 質問者 〕脊髄カリエスの場合は浄霊しませんでも、ギブスをはずさせたほうが、よろしいのでございましょうか。
【 明主様 】良いですよ。ああいうことをするのは非常に間違っている。もしはずさなかったら、しなかったら良い。
〔 質問者 〕美術品を鑑賞します場合に、外から見るということに満足しないという場合に、本当に特殊な人だけは、手に取らせて。
【 明主様 】それは嘘なんです。特殊な、手に取って見るのは茶器ですよ。ですから、茶人は茶人同士の一つの付き合いになって、ある日と時を定めて、そういうことを楽しませるということは、また別なやり方なんです。ですから私は、そういうやり方をするかもしれませんが、美術館のやり方ではないんですよ。
〔 質問者 〕三階に日本間をお作りになられますので、そのようなことかと。
【 明主様 】それは、やるかもしれませんが、三階の日本間の根本は、外人に日本間で鑑賞させたいというような意味で、外人に日本風の感じ……日本間の感じを味わわせたいというのが主因なんです。だがいま言ったような、茶の心得のある人が、鑑賞したいというときに、時を定めてやることもあるだろうと思いますが、はっきりは言えないんです。茶碗だけですよ。茶碗を触らなければ満足しないというのがありますよ。こういう好きな人にはね。
〔 質問者 〕御開眼いただきました大黒様にヒビが入りまして、俵が二つに割れました。
【 明主様 】直せば良いんです。
〔 質問者 〕耳の横は。
【 明主様 】直せば良い。木を埋めてもらって直せば良いです。
〔 質問者 〕顔の真ん中に。
【 明主様 】鼻でしょうね。顔の真ん中には鼻がある。鼻は特にていねいに直さなければならない。鼻っ柱とか鼻っ面とかね。
〔 質問者 〕三越の阿修羅の腕の一番下の指の爪が取れておりますが。
【 明主様 】古いから取れたんでしょう。
〔 質問者 〕値打ちにおいては。
【 明主様 】取れないほうが良いですよ。満足なのがね。
〔 質問者 〕御霊紙のいただき方は、日水土<火水土>の意味で、三つにしていただくのでござましょうか。
【 明主様 】そんなことはないですよ。一つで良いですよ。
〔 質問者 〕痔に貼らしていただいたときの処分は、いかに。
【 明主様 】焼いてしまえば良いです。
〔 質問者 〕御霊紙をいただきますと、御浄化が促進し、毒が強く寄りますので、蔑などの場合は痕跡が残りますが、その場合には。
【 明主様 】痕跡も少しの間ですからね。