昭和二十七年三月十日 垂録07  (14)罪穢れの多い神様を救うから人間も救われること

〔 質問者 〕一月三日入信の信者さんでございますが、天照大神の御神体と守護神の神様をお祀りいたしておりますが、霊感があり、お知らせで、医者に行かなくても良い。薬も服まなくても良い。いまに救われるからと、知らされましたが、あまり苦しいので手当てをいたしました。このたびお救いいただき、非常に喜ばれ、善言讃詞をお奏げいたしますと非常に喜ばれ、二三日の月例祭のとき霊が出られ「三河の国のヤチヒコの尊であるぞよ。非常にありがたい、しかと明主様に御礼申し上げてもらいたい」と申しました。こうした霊は。

【 明主様 】それは、あるべきことで、本当ですよ。

 

〔 質問者 〕神様でございましょうか。

【 明主様 】神様ですよ。産土<うぶすな>さんですね。その人の祖先でしょう。

 

〔 質問者 〕主人も、もうすぐ入信の予定でございますが、その後御神体をお受けいたしましても。

【 明主様 】そうです。だから、神様だって……神様で、救われない神様がたくさんあるんですよ。それについての歌を『地上天国』に出しますがね。もう出ているかな。だから、神様だって位がたくさんあるし、ほとんどたいていの神様は、いままで間違えて、いろいろ罪を着たり、苦しんだりしているんですからね。だから、つまり神様を救うんですよ。神様を救うんで人間が救われるんですからね。神様が邪神になにされている。神様が、霊界でだんだん解ってくる。それで人間が救われてくるんです。いまの産土さんも、いままで救われないから、救われたいために……霊界では知ってますから、医者や薬をと注意していたんです。

「『御垂示録』七号, 講話篇第六巻p32~33」 昭和27年03月10日