(前節の続き)
〔 質問者 〕『御垂示録』第五号に、御仏前のお参りは幽世大神と御讃歌とありますが、命日には善言讃詞と御讃歌をお奏げして良いとうけたまわりましたが、いかに。
【 明主様 】それで良いですよ。
〔 質問者 〕月の命日にも善言讃詞を。
【 明主様 】良いですよ。その霊に奏げてやるという気持ちでやるのなら良いですよ。
〔 質問者 〕善言讃詞は神様にお奏げするので、区別しなければいけないと御教えいただいておりますが。
【 明主様 】それで区別になってます。命日だけやるんだからね。
〔 質問者 〕特別に年忌のときだけというのではございませんのでしょうか。
【 明主様 】仏壇に奏げてはいけませんよ。命日だって、臨機応変ですよ。亡くなって間もない霊とか、三十回、五十回忌までは良いですが、それより古いのは、もう良いですよ。
〔 質問者 〕御屏風観音様を初めて御奉斎いたしますときには。
【 明主様 】良いですよ……初めてというのでね。意味があれば良いんです。
(次項に続く)
「『御垂示録』七号、講話篇第六巻p29~30」 昭和27年03月10日