昭和二十七年一月二十五日 教集06 (4)

【御教え】 これはよくある話ですけれども、霊界に行って天国を見せてもらって、それから助かるという、それが非常にはっきりしているので、いま読ませます。

(御論文「生命の継ぎ足し」およびお蔭話朗読)〔「著述篇」補巻二、四二〇-四二二頁〕

 これは、この人の寿命が来ていたんですよ。つまり、この日に死ぬことになっていたんですね。それですから、死ぬ型ですましていただいたんですね。だから、題を「生命の継ぎ足し」としたんです。この人の命は神様から継ぎ足していただいたんです。こういう人は、よく私事をすると、パッと死んじゃうことがあるんです。継ぎ足していただいたのは、神様のことをしなければならないんです。そのために継ぎ足してくださったんですからね。私有財産じゃないからね。この中に……なにをお念じして良いか解らないような……とありますが、おかしいんですよ。そのとき明主様をお念じすれば、もっと早く助かったんですね。あわてたんですが、あわてても、あわてるほど明主様にお願いするという気持ちが起らなくちゃしようがないです。

 この間、静岡県内に、地方の宣伝班ですね。出掛けるときに、やっぱり私の話の代わりに、なにか書いてくれと言うんで、急いで書いたんですが、それをいま読ませます。

(御論文「舌に代えて」朗読)

▽次節に続く▽

「『御教え集』六号,講話篇第六巻p416~417」 昭和27年01月25日