昭和二十六年十二月八日  『御教え集』五号 (3) 

御伺い 娘S(二九歳)幼少より象皮病(主に手足)にて悩んでおります。入信前は漢方薬「どくだみ」を二年くらい服用いたし、また電気療法も一年いたしましたが効果なく三年以前より一週間に三回ほど御浄霊をいただいており、お蔭様で両手はたいへん柔らかくなりましたが、最近両脚のほうに御浄化いただき、皮膚が以前より黒く固くなり、ヒビ割れし、重く疲れるようになりました。クリームを脚全体にすり込むといくぶん楽になります。ヒビ割れの場所に絆創膏を貼っておりますが、今後御霊紙を貼らしていただきたいと思いますが、いかがなものでございましょうか。また御浄霊の箇所を御教示お願い申し上げます。

御垂示 効果なく……こういうことをして、治らないようにしているんですから、恐いですよ。クリーム……これはいけないですね。こうすると治らないですよ。今後御霊紙を……結構ですよ。いかがなもので……まあ、治りたいと思ったら御霊紙を貼りなさい。クリーム、絆創膏……治らないばかりか、よけい悪くなります。薬毒が滲み込んでね。クリームというが、薬毒が入ってます。クリーム中毒というのは恐ろしいものです。皮膚が青くなります。それでまた、クリームをやらなければならないと言って、やりますがね。薬毒です。

御伺い 親の薬毒でございましょうか。

御垂示 親の薬毒も本人の薬毒もあります。だから、やっぱり薬によるのではなく、その人によるんですね。割れるなんてのは、蛇か蝮蛇の毒かもしれませんね。あれは、よくそうなります。ふつうの薬ではないですね。蝮蛇か蛇ですね。まあ、気長にやればだんだん少しずつ良くなります。

「『御教え集』五号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年12月08日