御伺い 中教師A・H(二四歳)は二二年一二月開拓の途中にて発声不能となり、それ以来しばしば大浄化をいただき、漸次発声できるようになりました。本年一一月二七日夜突然に猛烈にせき上げてまいり、苦しみ始め、多量のヌラを吐きました。そのとき塊りのようなものが咽喉に詰まりましたので、善言讃詞を奏上し、御霊紙をいただき、すぐ楽にさせていただきました。その後二回ほどヌラ状の喀血をいたし、御守護をいただきまして現在は全身浄化しております。食欲はどうやら二膳くらいはいただいております。本人は幼少の折、肺炎や気管支炎をし十五、六歳のころ腹膜やなにかで鍼灸、指圧、電気などもやりました。右につき御浄霊の箇所を御教示お願い申し上げます。
御垂示 この人は、なにか……蛇かなにか飲んだんじゃないかな。蛇を飲むとヌラになりますからね。背中に固まりがある。背中を良くやってやると良いですね。それから、熱のある所ですね……やるようにしてやるとたいしたことはないです。
御伺い 唾を飲むと、咽喉がとても痛みます。
御垂示 それは、ここ(咽喉)に固まりがあります。
御伺い 鳩尾の左に寄った所に固まりがあります。
御垂示 背中のほうに固まりがありますから、そこを良く浄霊してやる。
御伺い 父、祖父が結核で死んでおり。
御垂示 結核で亡くなっても、正面に受け取れないんですよ。なぜと言って、医学で……つまり殺すんですね。だから、結核というのはなんでもない病気で、だんだんそれを死ぬようにしちゃうんだから、要するに……医学による被害者ですからね。むしろ、うっちゃらかしておくようなら、亡くならないですんだんですが、一生懸命に医薬をやればやるほど死ぬんですから、結核なんか……結核で死ぬより、医療で死ぬというんですがね。どうも、はっきり言うと、そういうことになっちゃうんだからね。