昭和二十六年十二月六日 『御垂示録』五号 (5)

〔 質問者 〕本日糯米を五升持ってまいりました信者の話で、五年目でございますが、脱穀機には、粒が大きいのでかからないそうでございます。八人やっておりますが、八人ともかからないそうで、脱穀機を改造しなければならないことになります。
  

〔 質問者 〕ふつうのお米でも、網の目から落ちないそうでございます。

 着物なら合わない。洋服なら小さいというわけですね。よく田舎では、無肥にして、一、二年だと、いい加減できると、これは先の肥料が残っているのだからだと言うが、年に従って良くできるので、面くらっちゃいます。肥料迷信に、徹底的に固まっちゃっているんですね。迷信打破運動ですね。そいつを、先が迷信打破と言うんだからね。それは迷信屋から見れば、迷信でない者が迷信に見えるのはあたりまえでね。宗教と言えば、たいへんな……一つの運動ですね。迷信打破運動です。

「『御垂示録』五号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p」 昭和26年12月06日